リユース検定試験勉強 第4章 コンプライアンス営業
出題範囲:3問
コンプライアンスとは、法令遵守、法律に従うこと。
反社会的勢力への対応
暴力団とは、団体の構成員が集団的にまたは常習的に暴力的不法行為などを行うことを助長するおそれがある団体のこと
起こり得るもの:
1.弱みにつけ濃い、お金を要求
2.寄付金、賛助金を要求
3.納品の受け入れを要求
4.挨拶料、用心棒代など要求
5.品物購入要求
6.債務不払い、不当に猶予要求
7.理由をつけて損害賠償要求
店舗に暴力団員らしき人が現れても、以上の要求を応じてはいけない
1.平素の準備
「暴力団などと取引しない」「不当な要求には応じない」
対応責任者、補助者を決めて、対応マニュアル、通報手順など整備する
「取引開始後暴力団と判明したら解約する」と契約書に記載する
平素から警察弁護士などと連携する
2.対応の基本的心構え
恐れず毅然とした態度で接する
法律や社会ルールに沿って解決する
挑発に乗らず、冷静に対応
3.付帯的な応対要領
有利な場所で応対する
相手より多い人数で
相手の住所、氏名、所属、電話、要件を確認
湯茶接待せず、対応時間短くする
慎重に言葉を選ぶ「申し訳ありません」「検討しましょう」「考えてみます」は言わない
お詫び状など書類に署名押印しない
いきなり経営やが応対しない
即答約束しない
応対内容を記録する
警察に通報
個人情報の取扱
個人情報保護法において、「生存する個人の氏名、生年月日など個人を特定できるような情報」は保護する必要がある
1.住所、性別、年齢など
2.画像、音声など
個人情報取り扱い事業者とは「過去6ヶ月の間に5000人を超える個人情報をデータベース化して事業活動に利用する民間事業者」のこと
1.個人情報の利用目的を明確にし、それ以外に利用しない
2.利用目的を本人に明らかにする
3.必要範囲で個人情報を最新に保つ
4.個人情報の漏洩に努力する
5.本人の同意を得ずに第三者に渡さない
6.本人から要求があった場合、保有データの開示、訂正、利用停止、削除を行う
7.本人から苦情があった場合、適切に対応
個人情報を取得する場合、本人がわかりやすい形式で利用目的を明確に表示する必要がある。同意がなければ、取得してはいけない
リユース品と製造物責任法(PL 法)
製造物責任法(PL 法)とは製品の欠陥によって損害があった場合、被害者から損害賠償を求めることができることを定めている
リユースショップで販売した古物に欠陥があった場合、原則としてメーカーに責任がある。ただ、商品を加工または輸入した場合は対象になる可能性がある