H310 と i3-9100F で組んだ PC がモニター出力できない時の対応
とりあえず安い PC で、新品の CPU とメモリで組み立ててやりたかったが、モニター出力なしという思わぬトラブルがに遭遇してメモします。
第 9 世代の i3-9100F CPU を注文、最新で最安のパーツが届いて組み立てしましたが、オンボード VGA・DVA・HDMI のディスプレイ出力がない!
スペック
- ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151 対応 PRIME H370-A 【ATX】
- INTEL インテル Core i3-9100F CPU 4 コア / 6MB キャッシュ / LGA1151 CPU BX80684I39100F 【BOX】
- W4U2666PS-4GC19 [デスクトップ用メモリ Panram DDR4-2666 288pin DIMM 4GB 2 枚組]
- ADATA Technology Ultimate SU650 SSD 120GB ASU650SS-120GT-R
- Thermaltake Versa H17 ミニタワー型 PC ケース CS7096 CA-1J1-00S1NN-00
- 玄人志向 STANDARD シリーズ 80 PLUS 400W ATX 電源 KRPW-L5-400W/80+
- 変換名人 ATX12V(4 ピン) → EPS12V(8 ピン)電源変換ケーブル ATXP-EPSP
安い電源のため、CPU 供給が 4 ピンのみのため、変換ケーブルも一緒に買います。マイクロ ATX マザーボードでしたら、4 ピンのものが多くて変換ケーブルなしでもいけるけど、いろいろ分けがあって ATX にしています。
HDMI VGA D-SUB と DVI の出力がなく、モニター表示なし
全部組み立てできて、オンボードの D-SUB に接続してみたところ、出力がありません。
そして、DVI、HDMI ポートも繋いてみましたが、まったくつながらない。
まさかのマザーボードの初期不良かなと思いました。
新たにマザーボード注文
某知名 EC サイトから注文しましたが、マザーボード初期不良で返品できなかったのも一つストーリーがありましたが、とりあえず、新品の別品を注文
- ASUS Intel H310 搭載 マザーボード LGA 1151 対応 PRIME H310M-A R2.0 / DDR4 / 2666MHz / SATA 6Gbps 【mATX】
マイクロ ATX マザーボード
第 9 世代の CPU と第 8 世代のマザーボードが原因?
世代の違いで同じ LGA1151 ソケットでも対応できなかったりすることがあります。例えば、第 7 世代 LGA1151 は第 8 世代 LGA1151 は共通できません。事前に調べましたが、第 8 世代と第 9 世代は問題ないようです。もしかしたら BIOS?
BIOS アップデート
実際はやってなかったが(画面が出ないので)BIOS についてのレビューも見つけました。
デフォルト状態だと BIOS のバージョンが結構古く(0305 06/28/2018)第 9 世代での i7-9700K だと BIOS アップデート(1003 08/28/2019)が必要でした。そのまま組み立てると途中で"asus in search of incredible"の表示でフリーズ。BIOS アップデート後は問題なしでしたが、予め最新の BIOS を USB メモリにダウンロードしておくことをオススメします。
同じ状況にハマった人見つかった
オンボードの HDMI、VGA 出力が動作せず、グラボからだとモニター表示でします。
これは正常な動作でしょうか?
もし、異常であれば交換をお願いします。
組立する PC は、これまで何台も経験しておりますが、ポートコネクタがオンボードで準備されているのに使えないのは初めてです。
マニュアルを確認してもそれらしい記載が見当たりませんでした。
よろしくお願いします。
グラボを挿せば行けるってこと?
ア ● ゾンのレビューは本当にすごい助かります。
回答してくれた人がいます。
i3-9100F などの GPU 非搭載 CPU を利用していませんか?
原因はこれ?
さらに見つかる
今の時代となっては GPU は当たり前なのかもしれませんが、一昔前までは「オンボードグラフィックス」などという用語が普通にあったので、CPU にグラフィック機能が無くても違和感は全く無いです。
CPU i3-9100F 確認
2019 年 4 月に発売された最新の第 9 世代 CPU に私が知らない秘密がある
インテル ® Core™ i3-9100F プロセッサー (opens new window)
Intel Core i3-9100F はかなり魅力的なプロセッサです。Coffee Lake Refresh(CFL-R)プロセッサの波の一員である Intel Core i3-9100(および統合グラフィックなしの 9100F)は、
Coffee Lake プロセッサのマイクロアーキテクチャに基づいており、 Intel の第 3 世代 14nm ++製造プロセスで構築されています。
インテル Core i3 - 9100 は、ハイパースレッディングの ないクアッドコア構成を使用します 。
6MB の L3 キャッシュ、16 の PCIe レーン、最大 64GB のデュアルチャンネル DDR4-2400 メモリモジュール 、65W の TDP(Thermal Design Power)をサポートする ことが期待されています。
モデル:CFL-R Corei3-9100F
コア数: 4 スレッド数:4
プロセッサベース周波数(最大ターボ):3.60 GHz(4.20 GHz)
Intel UHD グラフィック 630(1200MHz)
キャッシュ:6MB L3 キャッシュ
最大メモリ:64 GB DDR4-2400
バススピード:8 GT / s DMI3
Intel シリーズ 3XX チップセット
統合グラフィックなしの 9100Fという言葉ありました。
っえ!まさか!グラフィック機能なし。。。
それさぁ、早く言うってよ
完全にマザーボードのせいだと思い込みましたが、結局 CPU が対応していないことが原因でした。
しばらく組み立てしてないもので、技術の進歩がすごいですね。パーツの仕様がどんどん変わっていて、どこまで詳細を確認しないといけないかな。