# 8 万円前後で第9世代爆速 PC 組み立てる
2020 年最新の CPU と SSD パーツ集めて、個人用の最強クオリティ PC を組み立てるつもりです。
作業内容としては、オフィス系作業、画像編集、Youtube などのネットサーフィン、とプログラミングコーディングになります。
使う頻度は低いけど、たまに動画編集することもできるように、CPU i5 と独立グラフィックにしました。10 万くらいの PC かなと考えていたが、試算だしたら 8 万円前後でできるって、流石に安い!
# 8 万円 PC のスペック
| 項目 | 名称 | 相場金額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| マザーボード | MSI H310M PRO-VDH PLUS M-ATX (opens new window) | 7,877 | Intel H310 チップ 第 9 世代 CPU 対応 |
| CPU | INTEL インテル Core i5 9400F 6 コア CPU (opens new window) | 17,724 | LGA1151 GPU なしでグラボ必須 |
| メモリ | Crucial DDR4-2400 4GB×2 枚 (opens new window) | 4,891 | 無期限保証 |
| SSD | シリコンパワー SSD 256GB (opens new window) | 4,990 | ECC 読み取り : 550MB/s 書き込み : 450MB/s |
| HDD | Seagate BarraCuda 3.5" 1TB (opens new window) | 4,873 | 7200rpm |
| グラフィック | 玄人志向 NVIDIA GeForce GT 710 2GB (opens new window) | 4,082 | メモリ: DDR3 |
| 電源 | Thermaltake Smart 500W -STANDARD- PC (opens new window) | 4,435 | 4 ピンコネクタ 3 口 |
| PC ケース | Thermaltake Versa H17 CS7096 CA-1J1-00S1NN-00 (opens new window) | 2,709 | microATX、Mini-ITX のマザーボードに対応 |
| キーボードマウス | ロジクール ワイヤレス マウスキーボード セット (opens new window) | 1,922 | |
| モニター | Dell モニター 23.8 インチ (opens new window) | 11,480 | D-Sub ケーブルあり HDMI 別売り |
| WIFI | TP-Link WIFI 無線 LAN 子機 (opens new window) | 713 | 最大 150Mbps |
| OS | Windows10 Home 64bit (opens new window) | 15,630 |
# CPU
i5 9400F 6 コアありますが、1万7千円ちょっとです。F の型番はグラフィック機能なしの CPU の意味するので、独立グラフィックボードを購入する必要があります。
なので、2 GB の GT710 を選びました。決めては 4,082 円の値段です。i5 9400 の F なし通常バージョンでは1万円高くなってしまいます。
オフィス系の事務作業だけの場合、CPU が i5 ではなく i3-9100F (opens new window) でも十分だと思います。i3 ってスペック低いでは?と思われることがあるでしょうが、i3 と言っても第9世代は4コアで結構パワフルなエンジンにはなります。もちろん i5 6コアのよりは性能違いますが、それでも 5 年前の同じ i シリーズより倍くらいの性能があります。特に値段で安く抑えたければ、4 コアの i3 9100F は i5 9400F のほぼ半値の 9,413 でなかなかのクオリティーで選択肢の一つになるでしょう。
# i3-9100F と i5-9400F 比較
| 項目 | i3-9100F (opens new window) | i5-9400F (opens new window) |
|---|---|---|
| モデル | CFL-R Corei3-9100F | i5-9400FIntel Smart Cache |
| コア/スレッド数 | コア数: 4 / スレッド数: 4 | コア数: 6 / スレッド数: 6 |
| 周波数(ターボ) | 3.60 GHz(4.20 GHz) | 2.90 GHz(4.10 GHz) |
| キャッシュ | 6 MB Smart Cache | 9 MB SmartCache |
| ソケット | LGA1151 ソケット | LGA1151 ソケット |
| 最大メモリ | 64 GB DDR4-2400 | 128 GB DDR4-2666 |
| 電力 | 65W | 65W |
| 金額 | 9,413 | 17,724 |
注意
この CPU には統合グラフィックスプロセッシングユニットがありません。専用のグラフィックスカードが必要です。
# マザーボード
第9世代 CPU 対応マザーボード チップセット一覧
- Intel B360
- Intel B365
- Intel H310
- Intel H370
- Intel Z370
- Intel Z390
Micro-ATX マザーボード Intel H310 の MSI H310M PRO-VDH PLUS M-ATX を選択した理由はやはり値段です。3 D ゲームしないし、ビットコインの採掘もしないので、高スペックのゲーミング PC はいらなくて、マザーボードのこだわりは必要なし。選ぶポイントは値段の安い順から調べて、安心メーカーブランドを選択したほうがいいでしょう。いままでの経験からすると PC のハード系故障の大半はマザーボードにあります。故障した時の自己調査も非常に面倒なことで、しっかりしたメーカーを選ぶべき。今回使用したマザボードは 1986 年から歴史ある台湾メーカーの MSI 社製です。
# Micro ATX マザーボード MSI H310M PRO-VDH PLUS と ASUS PRIME H310M-E 比較
| 項目 | MSI H310M PRO-VDH PLUS (opens new window) | ASUS PRIME H310M-E (opens new window) |
|---|---|---|
| チップセット | Intel H310 | Intel H310 |
| ソケット | LGA1151 | LGA1151 |
| 規格 | Micro ATX | Micro ATX |
| CPU | Intel 第 9 世代 | Intel 第 9 世代 |
| 対応メモリ | DDR4 (2666/2400/2133)最大 32GB | DDR4 (2666/2400/2133)最大 32GB |
| 拡張スロット | PCIe3.0/2.0(x16) x 1 / PCIe3.0/2.0(x1) x 2 | 1 x PCIe 3.0/2.0 x16 (x16 mode, gray) / 2 x PCIe 2.0 x1 |
| ストレージ | SATA3.0 x 4 | 1 x M.2 + SATA3.0 x 4 |
| インターフェース | USB3.1 / USB2.0 / Gigabit-LAN / VGA / DVI-D / AUDIO / PS/2 | 4 x USB 3.1 Gen 1〜5 Gbps port,6 x USB 2.0 / 1.1 port |
チップセットも金額も同じくらいの Micro-ATX ASUS PRIME H310M-E もあります。正直 ASUS の方が m2 スロット付きで値段も安いけど、なかなかの人気もので品切れが多く、注文時に品切れだったので、MSI にしました。
# 合計金額
合計:84,668
ハードディスクなしなら、4,873 円やすくなり、79,795 円で 8 万円以下になります。もちろん CPU を i3 にダウングレードするともっとやすくなります。
# 第9世代 CPU の F 型番の落とし穴
The HDMI Audio is not working on my PC.
オンボードの HDMI、VGA 出力が動作せず、グラボからだとモニター表示でします。
今まで独立グラフィックボードなしでマザーボードのインターフェース出力 HDMI、VGA など使っていた人にとっては大9世代 CPU の F シリーズはびっくりするでしょうね。
レビューを見ると初期不良など誤解をしている人がいるようです。実際、自分もきちんと説明読まずにやってみましたが、なかなか時間費やしていい経験になりました。
H310 と i3-9100F で組んだ PC がモニター出力できない時の対応