# Python はじめました!Turtle で入門勉強

turtle(タートル)はウミガメの意味で、プログラミング言語 LOGO を元に画面に図形を描画するライブラリです。
1960 年代に開発され、プログラムの結果を視覚ですぐに確認できることから、子供向けのプログラミング入門でよく使われます。
python turtle モジュールはデフォルトで実装され、入門でよく用いられます。。

# turtle メソッド

メソッド 説明
forward() fd() 指定した距離を前進
backward() bk() | back() 指定した距離を後退
right() rt() 右に回す角度
left() lt() 左に回す角度
goto() setpos() | setposition() 座標位置に移動
setx() x 座標指定
sety() y 座標指定
home() 原点座標 (0, 0)に移動
circle() 指定半径の円を描く
dot() 指定直径と色で丸い点描く
stamp() タートルのアイコンをスタンプ
clearstamp() 指定の stampid スタンプ消す
undo() タートルの動きを取り消し
position() pos() タートルの現在位置
towards() 指定した座標までの直線角度
xcor() タートルの x 座標
ycor() タートルの y 座標
heading() タートルの頭の現在の向き
distance() 座標までの距離
pendown() pd() | down() ペンを下ろす
penup() pu() | up() ペンを上げる
pensize() width() ペン線の太さ
isdown() ペンが下ろしたがどうか
speed() タートルの移動スピード指定
pencolor() ペンの色指定
fillcolor() 塗りつぶしの色指定
filling() 塗りつぶし
begin_fill() 塗りつぶし開始
end_fill() 塗りつぶし終わり
reset() 描いた図形クリア、初期にリセット
clear() 描いた図形クリア
showturtle() st() タートルが見えるように
hideturtle() ht() タートルが隠すように
shape() タートルの姿アイコン指定
onclick() クリックイベント
onrelease() マウスボタンリリースイベント
ondrag() ドラッグイベント

# speed() 動くスピード指定

パラメータには 0 ~ 10 までの整数またはスピードを表わす文字列を指定できます。
1 から 10 まで動くスピードがだんだん速くなりますが、0 を指定した場合、アニメーションを無くなります。

文字列と整数の対照表

文字列 整数
slowest 1
slow 3
normal 6
fast 10
fastest 0

# shape() タートルの姿アイコンの名前リスト

以下の名前を指定すれば、タートルの姿アイコンが変わります。

図形
arrow 矢印
turtle
circle 丸点
square 正方形
triangle 三角形
classic カーソルポインター

# 図形を描く

シンプルに正方形を描いて見ます。turtle.shape('turtle')の指定がなければ、デフォルトの三角アイコンになります。

正方形を描く

import turtle

# アイコンを亀に指定
turtle.shape('turtle')

# 100ピクセル描く
turtle.forward(100)
# 頭90度回転
turtle.right(90)

turtle.forward(100)
turtle.right(90)

turtle.forward(100)
turtle.right(90)

turtle.forward(100)
turtle.right(90)

# 画面停止
turtle.mainloop()

while 文

import turtle

turtle.shape('turtle')
turtle.speed(0)

while True:
    turtle.forward(200)
    turtle.right(90)
    turtle.circle(50)
    turtle.right(125)

    if abs(turtle.pos()) < 1:
        break

turtle.mainloop()
2021-01-21
  • python