EC-CUBE のエラー対応とキャッシュクリア方法
EC-CUBE でプラグインをインストール、有効化したりする際に、いくつかのエラーが発生することがあります。これらのエラーが原因でフロントエンドや管理画面にアクセスできなくなる場合、以下の対応手順を試してみてください。
メンテナンスモードを使う
プラグインをインストールする際はメンテナンスモードにしてから実行することをおすすめします。メンテナンスモードにすることで、キャッシュ関連の問題を回避することができます。
EC-CUBE の管理画面から 「コンテンツ管理」→「メンテナンス管理」 を選択し、メンテナンスモードを有効にしてからプラグインのインストールを行ってください。
エラーメッセージの確認
まず、アクセス不可になった際に表示されるエラーメッセージを確認してください。エラーメッセージには、具体的なエラーの原因やスタックトレースが含まれている場合があります。エラーメッセージを解析し、原因を特定することが重要です。
プラグインの依存関係を確認
アンインストールしたプラグインが、他のプラグインやシステムの一部と依存関係を持っている場合があります。プラグインをアンインストールする前に、依存関係を確認し、適切な手順を実行してアンインストールする必要があります。
キャッシュのクリア
アンインストールしたプラグインに関連するキャッシュが残っている場合、エラーが発生する可能性があります。キャッシュをクリアして、最新の状態に戻す必要があります。
キャッシュのクリア方法としては、EC-CUBE の管理画面からキャッシュをクリアする方法やコマンドラインからキャッシュを削除する方法があります。以下の手順を試してみてください。
管理画面からキャッシュをクリアする方法
EC-CUBE の管理画面にアクセスし、 「コンテンツ管理」→「キャッシュ管理」 の順に選択します。
キャッシュ管理画面でキャッシュをクリアします。
コマンドラインからキャッシュを削除する方法
ターミナルやコマンドプロンプトを開き、EC-CUBE プロジェクトのルートディレクトリに移動します。
以下のコマンドを実行してキャッシュをクリアします。
キャッシュディレクトリを削除する方法
キャッシュクリアコマンドがうまくいかない場合は、EC-CUBE プロジェクトの配下にある var/cache
ディレクトリを内のすべてのファイルとフォルダを削除します。
データベースの修正
プラグインのアンインストール時にデータベースの変更が行われた場合、それに関連するテーブルやデータが存在しないとエラーが発生します。データベースをバックアップし、アンインストール前の状態に戻す必要があるかもしれません。
ログファイルの確認
EC-CUBE のログファイルには、詳細なエラーメッセージやスタックトレースが記録されている場合があります。ログファイルを確認し、エラーの原因を特定するために役立ちます。
EC-CUBE エラーログの保存場所
- 本番環境
var/log/prod/
- 開発環境
var/log/dev/
以上が、EC-CUBE でプラグインのインストールやエラー発生時の対応方法です。